病院概要・沿革

プライマリ・ケアのこころで

病院概要

外観

名称 医療法人次田会 足摺病院(いりょうほうじんつぎたかい あしずりびょういん)
所在地 〒787-0303 高知県土佐清水市旭町18-71
電話番号 0880-82-1275
FAX番号 0880-82-5585
院長 次田 靖生
病床数 60床(医療療養30、介護療養30)
一日平均入院患者数 56.3人(平成25年4月1日~平成26年3月31日)
一日平均外来患者数 42.3人(平成25年4月1日~平成26年3月31日)
診療時間 月~金曜日/8:40~17:00
土曜日/8:40~12:00
診療科目 外科、内科、整形外科、循環器科、胃腸科、リハビリテーション科、耳鼻咽喉科
診療部門及び介護保険事業 ・病院の部門
医療部門、技術部門、看護部門、食事サービス、総務課・庶務課
・介護保険事業
指定介護通所リハビリテーション、指定訪問介護、指定居宅介護支援事業所
施設基準 療養病棟入院基本料2
療養病棟療養環境加算1
検体検査管理加算Ⅰ
運動器リハビリテーションⅡ
脳血管疾患リハビリテーションⅢ
 職員構成
  • 医師8人(常勤換算3.0人)
  • 看護職員17人(常勤換算16人)
  • 介護職員17人(常勤換算15.5人)
  • 相談員2人
  • 薬剤師1人
  • 診療放射線技師1人
  • 理学療法士2人
  • 言語聴覚士1人
  • 管理栄養士1人
  • 栄養士1人
  • 臨床検査技師2人
  • 事務職員6人
 主な医療機器 CT、超音波診断装置、胃内視鏡検査装置
 法人の役員 理事 4名、監事 1名
関連施設 デイサービスセンターひまわり
グループホーム桜の園

平成27年3月1日現在

 

病院の特徴

プライマリケア

患者さんが自分の病気に気付いてから、どのような診断を受け、どのような治療(リハビリ)の過程をたどるのかということは極めて重要です。なぜなら、その人らしく生きるためには患者さん自身も診療の一員に加わっていただく必要があり、医療提供者と患者さんは常に同じ目線で話し合える高さに立つのが理想です。そして、治療方針の決定の場面において、納得のできる選択をしていただくために、私たちは、患者さんの心に灯りをともすように、エビデンスに基づいた症状説明とアドバイスをいたします。プライマリケアは何よりも患者さんが第一であり、医療提供者と患者さんの共同作業(相互理解)なくして達成できないものです。プライマリケアのアイデアは、すべての医療従事者に共通するものであり、外来・入院診療の別なく隅々まで生かされています。

自己研鑽と信頼の医療

医療は日進月歩で進化しています。特に医療機器は人間工学に基づき、環境にやさしく人に快適な高度なものへと進化しています。しかし、それらの医療技術の産物が取り入れられるだけでは、よい医療とは言えません。そのような医療技術と確かな学問を医療従事者一人ひとりが融合させ、昇華させることによってはじめて患者さんに信頼される医療が提供できるのです。私たちは、現状に奢ることなく、すべての患者さんに公平に向き合うために、技術と知識の習得に努めます。

予防医学

予防医学の健康教室生活習慣病による疾患は、主に中高年の方に、軽度なものから悪性のものまで幅広く見受けられます。現代人の生活習慣は食生活の欧米化や運動量の減少、飲酒、喫煙などによって人体に多大な影響を与えています。生活習慣病はそれらの長年の蓄積が目に見えた形で、時には痛みを伴って現れたものであるゆえに、いったん、病気になってしまうと患者さんは根気強く治療に向き合わなければなりません。治療にかかる時間とコストは、場合によっては、仕事を犠牲にしなければならないなど生活を脅かすことにもつながります。
ここ土佐清水は、美しく豊かな自然に囲まれ、美味な魚介類が豊富にとれる一方、アルコール依存症や高血圧などの生活習慣病に悩まされる方も多く存在します。健康教室を通して、なるべく手遅れになる前にリスクと向き合うための生活習慣病予防に積極的に取り組んでおります。

健康診断及び特定健診

生き生きとした毎日を送るために、規則正しい生活習慣を身につけて病気にならないように日頃から健康を維持することは極めて重要です。しかし、自分の健康状態を客観的に証するものは「健康診断」以外にはありません。当院では、労働安全衛生法に基づく定期的な企業健診や船員保険など各種の健康診査などを行っております。企業健診は1名から通年受け付けていますのでご相談ください。
また、特定健診も実施しています。

在宅医療推進及びサービスの調整

住みなれた地域で安心して暮らしたいという思いは誰もが願うことです。病気になっても、あるいは要介護状態になっても、できるだけ病院ではなく自宅で生活したいという方のために、医療機関と介護サービス事業所の垣根を越えて、サービス事業者同士の連絡調整をして、より良い在宅生活についてのアイデアを提案しています。

地域連携と認知症

医療に地域連携というアイデアが取り入れられて久しくなりました。大腿部頸部骨折や脳卒中など様々な疾患を、一定の地域内で円滑に治療できるような体制が浸透しつつあります。団塊の世代が後期高齢者を迎える今後の地域連携を進めるうえで欠かせない重要なテーマのひとつは認知症です。高齢化にともない認知症患者さんの数が急増しているのに対して、担い手である若年層が減少していることから、国をあげて認知症対策が進められています。
現在、土佐清水市では、ともに支えあう地域づくりの合言葉のもと、地域包括支援センターをはじめ多様なサービスが協働して様々な取り組みを行っております。当院では、日々の診察の中から患者さんのちょっとした異変を観察することで、適切な治療を行い、早期発見・早期治療に取り組んでいます。そして、必要な場合は外部の専門医に確定診断や治療を仰ぐことで、認知症になっても、あきらめることなく住みなれた地域で暮らしていけるようにサポートしています。

ボランティアと地域行事への参加

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院内の有志が集まって様々なボランティア活動を行っています。例えば、毎年2回、全国交通安全週間に合わせて、通院患者さんの交通安全意識の向上を目的とした街頭指導を行ったり、環境の日に合わせた病院周辺の清掃活動を行っています。地域行事への参加としては、あしずりまつりの花火大会に合わせた鑑賞会や、あしずり駅伝大会などのスポーツイベントにも職員が参加して地域社会の取り組みに協賛しています。

 

各種委員会

安全管理委員会

人は誰でも過ちを犯します。とりわけ、医療機関の安全管理委員会では、入門編において、Too err is human,to forgive divine.(過ちは人の常、許すのは神)という古いことわざが紹介されることがあります。これは、人間の本質を端的に表したものに他なりませんが、人の生命を守りご家族に安心を提供することが前提とされる医療機関において、私たち医療従事者はこの言葉に寛容でありすぎてはなりません。
当院では、毎月、多職種協働による安全管理委員会を開催し、患者さんの安全を第一に考え、院内のすべての部門から集めたヒヤリハット、インシデント報告、事故報告書をもとに事故防止と日常業務における安全管理の重要性を話し合っています。出された報告や意見をもとに、どのようにすれば事故を減らすことができるのか、起きてしまった事故に対してどのような措置を講ずべきかなど、実行可能な議論を踏み込んで行っております。
事故は従事する職員にも起こりうるものです。労働災害を防止するために、通勤から帰宅までの職員の対する安全対策についても話し合い、院内のあらゆる場所に気を配り、危険個所を改善するなど、快適な職場環境づくりに努めています。

院内感染対策委員会

kansentaisakuここ数年、インフルエンザやノロウイルス等の流行のシーズンが近くなると、あちこちで予防を喚起する声が聞かれるようになり、感染症に対する意識が一般的に高まっているように感じます。病院に入院する患者さんの多くは、疾病にかかることにより基礎疾患をもち、体力(免疫力)が低下している方が多くいらっしゃいます。ところが、不特定多数の人が出入りする病院を完全な形で清潔に保つのは極めて難しく、清潔のイメージが強い病院から感染源を出すことさえあるのが実情です。それゆれ、患者さんに安心して療養生活を送っていただくために、すべての部門でより一層の感染予防に取り組み、エビデンスに基づいた効果的な感染対策を講ずる必要があります。
当委員会では、看護師や臨床検査技師が中心となって、多職種協働で院内感染対策委員会を開催しています。毎月の委員会で地域の感染動向や抗菌薬の使用状況を報告し、感染制御に取り組んでいます。また、年に1回、委員会のメンバーが手分けして院内全部所のラウンドを行い、実情を監視・チェックして、不備な点があればすみやかに改善を促しています。
上で述べましたように、感染制御は職員の力だけでは不十分です。院内における清潔保持の重要性をご理解いただき、来院されるご家族の方にも手洗いや手指消毒を実行していただき、場合によってはマスクを着用していただくなどご協力よろしくお願いします。

臨床検査適正化委員会

臨床検査適正化委員会では、多職種が協働して当院で実施している検査全般について、適正に行われているかを協議します。外部の精度管理調査によって得られた成績から、精度の維持向上のための取り組みを協議したり、検査試薬、検査機器の変更・更新時には、それらの結果をふまえて承認を行います。

褥瘡対策委員会

褥瘡は主にねたきりの患者さんに好発するものですが、そのメカニズムは複雑であり、褥瘡を発症させることで他の疾患を招くことも多くあります。褥瘡対策委員会では、多職種が協働で基礎的な疾患を共通理解のもとに、褥瘡の仕組みの研究から、看護学的な予防、評価、対策、治癒にいたるまですべてを包括した取り組みを行っています。
体位交換やマットレスの導入に加えて、廃用症候群の防止と日常生活自立度の向上を目的とした機能訓練やレクレーションを効果的に行っております。また、感染対策委員会と連携しながら、褥瘡から生じる感染症防止の意識啓発に取り組んでいます。

災害対策委員会

災害対策避難訓練災害対策委員会は、近い将来高い確率で起こるといわれる南海トラフ大地震やそれに伴う津波、暴風災害、土砂災害、火災などによる被害から一人でも多くの命を守ることを目的に職種横断的に毎月開催しています。委員会を通して、災害対策の指針や緊急時の連絡網、マニュアル作り、院内研修・防災避難訓練などの企画立案をしています。
災害は勤務時間外に発生する可能性も大きいので、県・市が企画する広域防災訓練に参加し、家庭や地域における自主防災の領域でも活用できるよう、多角的に展開しています。院内の防災用品の購入や備蓄品の維持および期限管理なども行っています。

栄養サポート委員会

長期の療養生活を送る患者さんにとって朝昼夕の食事は大きな楽しみの一つであり、その内容は心身の状況や治療の成果に影響を与えます。栄養サポート委員会では、医師・管理栄養士・看護師等スタッフが協働し、患者様に適切な栄養管理を行うために、定期的に委員会を開催し、食事形態や栄養量の検討を行っています。また、スタッフの栄養管理に関するレベル向上をめざして、勉強会を行っています。

医療ガス委員会

病院で使用される酸素は医薬品の一種であり、患者さんの生命維持を助けるものとして欠かすことのできないものです。ゆえに、常時、高レベルでの管理体制を保つことが求められます。医療ガス安全管理委員会は、外部業者と連携をしながら、在宅酸素も含めて院内外で使用する医療ガス設備の全般的な安全管理を図り、患者さんのよりよい治療環境の確保を目的に開催しています。各種酸素供給装置の保守点検から、安全使用のための院内研修会の開催まで幅広く行っています。

個人情報保護推進委員会

個人情報保護に関するガイドラインが存在するにもかかわらず、何をもって個人情報とするかということについては人それぞれで見解が異なり、なかなか一致せず混乱しているのが多くの医療機関の実情です。また、個人情報と一般的なプライバシーを混同している事例も多く見受けられます。この委員会では、医療機関として保護すべき個人情報について、実際の事例をもとに学ぶことを目的に定期的に開催しています。

院内研修委員会

日々変化する医療技術や社会環境に対応するためには、あらゆる医療職は継続的に資質の向上を目的とした学びの機会を確保しなければなりません。当委員会では、各部門より選任された委員が、毎月、病院内の全職員を対象とした研修を企画・運営しています。医療法に基づく安全対策や感染対策などの必須研修に、独自で企画した興味深いテーマを織り交ぜながら、その場だけの知識に留まらない有意義な研修会を開催しています。

 

組織図

医療法人次田会足摺病院 医療安全に関わる組織図

医療法人次田会 組織図

 

沿革

昭和45年1月 足摺病院開設
(外科、内科、胃腸科)
昭和50年1月 新館を増設
平成9年2月 医療法人次田会足摺病院とする
平成11年1月 在宅介護支援センター設立
平成11年9月 本館増築 療養型病床群(60床)とする
平成12年4月 介護保険事業開始
平成12年10月 配食サービス開始
平成16年12月 社会福祉法人あしずり会設立
デイサービスセンターひまわり開所
平成20年1月 グループホーム桜の園開所

 

アクセス

hospital-map

四万十市・土佐くろしお鉄道中村駅より車で35分
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